未来を創る教育・子どもの貧困対策

地域の未来を創る子供達の成長と、将来の活躍による地域社会の発展に向け、「確かな学力」と「生きる力」を育む学校教育や特別な支援を要する児童生徒への教育の充実を図る。

経済的理由等により教育や進学の機会奪われたり、社会から孤立すること等がないよう、成長段階に応じた子どもの貧困対策の充実を図る。

(1)学ぶ意欲と学力の向上

  • 「GIGAスクール等による情報活用能力の育成」、「幼児・義務教育の円滑な接続による低学年の学び充実」、「学ぶ意欲を高める漢字・英語・数学検定料の無償化」等を実施し、学ぶ意欲や学力の向上を図る。

※GIGAスクール構想:1人1台のパソコン端末など、個々の資質・能力を確実に育成できるICT環境を実現する構想

(2)文化・スポーツ活動支援及び給食無償化

  • ふるさと納税の活用等により、島外への文化・スポーツ活動派遣費や修学旅行費用への補助等を拡充する。また、小中学校の学校給食費の無償化について、現在の市全額負担から、県補助への移行を進める。

(3)『個別の指導計画』『個別の教育支援計画』によるきめ細かな教育

  • 幼児・児童・生徒の個々の発達段階(障がいの状態等)を的確に把握し、授業や学校生活での目標、学習内容・方法など、きめ細かな指導が行えるよう『個別の指導計画』を作成するとともに、関係者(教育、医療、福祉等)が連携した『個別の教育支援計画』の作成により障がいのある児童への一貫した教育的支援を行う。

(4)子どもの貧困対策の充実

  • 子どもの貧困対策の核となる『児童自立支援員』の配置と育成、及びシングルマザーへのサポートの充実。
  • 子育て世帯の経済的負担軽減のため、「地域子育て支援事業」の実施及び市費による制度拡充を図る。
  • 地域において、子供が安全で安心できる場所を確保できるよう、「子供の居場所」の設置及び運営を支援。
  • 援助が必要な児童生徒に支援が届くよう保護者等に対する「修学援助制度」の周知を行うほか、「高等学校等修学支援金」「高等学校等奨学のための給付金事業」を周知し、給付型奨学金の活用による進学の促進。